【川崎】遺品整理のタイミング・ご依頼の流れ・生前整理を行う理由と需要

整理を始めるタイミング

遺品整理をいつから始めたらいいのか、遺品整理を始めるタイミングで悩む方も多いかと思います。一般的に遺品整理を始めるには、以下のタイミングがあります。

葬儀の後

故人が賃貸物件で生活していた場合には、葬儀後すみやかに遺品整理することをおすすめします。賃貸物件では、居住者が亡くなったらすぐに部屋を明け渡す決まりがあることが多く、遺品が残っている状態では、家賃を支払い続けなければならないからです。

四十九日の後

遺品整理を始めるタイミングで多いのが、四十九日の後です。四十九日の法要では親族が集まるので、法要後に全員で遺品整理を行ったり、形見分けを行ったりできるからです。

諸手続きが済んだ後

人が亡くなった後には、死亡届の届け出や、水道・電気・ガスなどの公共料金の解約など、様々な手続きが必要となります。そのため亡くなった直後はバタバタとしてしまい、遺品整理まで手が回らないので、一通りの手続きが終わったタイミングで遺品整理を始める場合が多くなります。

相続税の申告期限前

遺産を相続した場合には、相続税がかかることがあります。相続税の非課税額以上の遺産があった場合は、所轄の税務署に相続税の申告を行わなければなりません。相続税の申告期限は、被相続人の死亡を知った日の翌日から、10カ月以内となっています。そのため、相続税の申告期限までに遺品整理を行い、相続する遺産の金額を調べる必要があります。

気持ちの整理が付いたとき

大切な人の死は、精神的に大きな負担となります。そのため、故人との別れを受け止められないうちは、思うように遺品整理を進めることができません。賃貸物件の退去期限や、相続の手続きがない場合など、急いで遺品整理をする必要がなければ、気持ちの整理が付いてから遺品整理を行いましょう。

サービスご依頼の流れ

遺品整理を業者に依頼する前に、まずはどのような流れで遺品整理を行うのかを知っておくことで、安心して任せることができます。川崎を中心に遺品整理を行うファーストクリーンの、ご依頼の流れについてご紹介します。

ステップ1．お問い合わせ

まずは、ファーストクリーンのホームページのお問い合わせフォームやお電話で、お気軽にお問い合わせください。遺品整理を行う広さや、不用品がどのようなものかなど、必要な情報をお伺いし、概算料金をご案内いたします。定休日はございませんので、平日・土日祝日の8：00～20：00にお問い合わせください。

ステップ2．訪問日時のご指定

お見積りにお伺いする、ご希望の日時をお知らせください。時間は9：00～12：00、11：00～14：00、13：00～16：00、15：00～18：00、18：00以降からお選びいただけます。

ステップ3．お見積り訪問

遺品整理の料金は、部屋の広さや荷物の量によって大きく異なります。そのため、実際に現地を訪問し、状況を確認させていただきます。現地調査では遺品整理の専門スタッフが、川崎市・横浜市などの対象エリアでご指定の場所にお伺いし、お客様のご要望をお伺いした上で、搬出環境を確認いたします。

ステップ4．お申し込み（日程調整）

現地調査をもとに、遺品整理の最終金額をご提示いたします。最終金額のご提示後は、これ以上金額がかかることはありませんのでご安心ください。金額にご納得いただけましたら、遺品整理をお申し込みください。お申し込み後に、作業を行う日程調整を行います。

ステップ5．遺品整理作業

ご希望の日時に、遺品整理作業を行います。当日は、お客様のお手を煩わせることなく、仕分け・梱包・搬出・清掃など、ご指定の作業をスムーズに行います。

ステップ6．作業終了確認

遺品整理の作業がすべて終わりましたら、お客様に確認していただきます。

ステップ7．完了（お支払い）

ご確認後に、お支払いをお願いいたします。現金の他、カードでのお支払いも可能です。

なぜ行うのか？その理由

生前整理を行う方が増えていますが、なぜ生前整理が必要なのでしょうか？生前整理を行う理由は、主に以下が挙げられます。

今までの生活を見直す

長年生活してきた家の中には、不要なものが数多くあります。生前整理を行うことによって、本当に必要なものだけを残すだけではなく、自分が歩んできた人生を振り返ることもできるので、今までの生活を見直すことができます。

財産の把握

生前整理することによって、現金や預貯金、土地やマンションなどの不動産、車や貴金属など、すべての財産を把握し、財産目録を作成することができます。財産目録を作成することで、相続時に手間がかかる財産調査をスムーズに進めることができます。

いざというときの備え

年齢を重ねるにつれて、病気やケガなどの心配が増えます。万が一病気やケガで入院したり、認知症になって施設に入居した場合、あらかじめ生前整理を行っていると本人だけではなく、家族の負担を減らすことができます。また、生前整理で家の中を整理整頓することで、日常生活でのケガのリスクを軽減することもできるので、ぜひ早めに取り組みましょう。

相続のトラブルを防ぐ

故人の遺品整理がきっかけで発生するのが、相続関連のトラブルです。相続関連のトラブルは、どれだけ財産があるのかを明確にした財産目録を作成したり、どの財産を誰に残すかなどを示した遺言書を作成したりすることで、防ぐことができます。

遺品整理の負担を軽くする

家の中には家電や家具、衣類や日用品など、たくさんの荷物があります。これらの荷物はすべてが遺品となり、家族は大量に残された遺品を整理しなければなりません。生前整理で家の中の荷物をできるだけ減らすことで、遺品整理を行う家族への負担を軽くすることができます。

判断能力が落ちた場合の備え

高齢になると体力や判断能力が衰えるため、作業をスムーズに進められなくなったり、作業の最中にケガをしたりして、生前整理を途中で中断しなければならないこともあります。そのため、生前整理は高齢になってから行うのではなく、体力や気力がまだまだ充実している、60歳を目安に始めることをおすすめします。

ファーストクリーンでは、川崎を中心に遺品整理はもちろん、生前整理のご依頼も承りますのでお気軽にご相談ください。

高まる需要と今後

遺品整理・生前整理の需要

日本では高齢化が進んでおり、高齢化に伴って遺品整理・生前整理の需要も高まっています。

一般社団法人「遺品整理士認定協会」によると、加盟企業8000社の年間売上高の合計は5,000億円を超えており、高齢化と人口減少が止まらない日本では、需要はますます拡大傾向にあります。

また、ネットセキュリティ会社がデジタル遺品整理サービスの提供を開始したり、テレビのドキュメンタリー番組のテーマに遺品整理が取り上げられたりすることによって、遺品整理や生前整理が注目を集めるようになりました。

さらに、芸能人や著名人が生前整理を行った後に亡くなっていることも多く、一般の人にも生前整理が浸透しています。生前整理を元気なうちに行うことは、残された家族のためだけではなく、自分のためにもなるので、ぜひ早めに生前整理に取り組みましょう。

遺品整理と生前整理の今後

内閣府の調査によると、65歳以上の人口が総人口に占める割合は2020年時点で28.8％となっており、今後も割合は高くなると予想されます。希望通りの最後を迎えるには、残された家族のサポートが欠かせないため、生前整理が重要となります。

また、少子化によって故人にまつわる家族や親族も少なくなっており、遺品整理を一人で行わなければならない状況も増えているため、遺品整理の需要は今後ますます拡大するでしょう。

生前整理と遺品整理の需要が高まるにつれて、業者によって様々なサービスが提供されるようになりました。生前整理と遺品整理を業者に依頼する際には、ぜひサービス内容を比較してみることをおすすめします。